資源循環ステーションより2025年度の活動報告

滝沢ごみクラブ
資源循環ステーション統括スタッフより
鶴見ウチナー祭記念すべき10周年は、ごみステーションではなく「資源循環ステーション」として運営させていただきました。
よりわかりやすくしっかり分別していただけるよう、今年は、一方通行方式でやらせてもらいました。
ご来場の皆様にはご協力いただき本当にありがとうございました。
資源循環のために、今年、注目したことは、
「紙カップ」をより綺麗に回収することでした。
紙コップは、ペーパータオルに生まれ変わる!
皆様が使用した紙コップを「王子ホールディングス」さんへ送ることにチャレンジしました。
お持ちいただいた紙カップの中には、少しずつビールが残っていることが多く、重ねるときに下にあるカップもまた濡れてしまうということが度々。しっかり中身をあけてもらうよう、お声かけさせていただきました。
本来はカップをすすぎ回収に回したかったのですが、ウチナー祭の規模ではそれが難しく、今回は、季節的にもカビが生えることがあまりない時期なので、水分をしっかり切ればよい、ということで、そのまま配送することにしました。
今後の課題です。
それでも、過去2年の中でいちばん、分別が丁寧にされたかと思います。
袋にまとめてゴミを投げ入れると危険!!
竹串の混入により、スタッフが袋を運ぼうとしたときに、竹串が突き出て足に刺さりました。自分が手放したものが、どうなるのか?その先を考えて扱ってもらえたら、と感じました

食べ残しが多い!!
とても無駄が多いと感じたものは、
『みなさまの食べ残し』!!
こちらは全て廃棄するしかありませんでした。
お金を出して購入したものを、ウチナー祭側でお金を出して処分する。。。
ステーションにいると、たくさんの矛盾を感じることもしばしばあります。
使い捨てない内容のイベントになっていくといいな、と思います。
年々、大変協力的なお客さまが増え、「ありがとう」と声をかけてくださる方も多く、とても感謝しております。
半面、
ステージの合間には、列ができてしまい、
「こんなやり方おかしい」
「ゴミを捨てるため並ぶなんでおかしい」
「めんどくせー」
という声も届きました。。
※その場合はお持ち帰り頂けるのがベストなのでは、、と主催者は考えます。
ありがとう、を今後の活動の力に!

毎年感じることですが、「ありがとう」の気持ちとこれからの希望を感じました。
アルバイトやボランティアで、資源循環ステーションに入ってくださった方も2日続けてだったり、昨年もステーションに入った方が、
「今年は他に配属されたけど、来年はまたステーションでやりたい!」と、お話してくれる方もいて、嬉しかったです。
そういった方が増えて、私たち滝沢ごみクラブが関わらなくても、ごみ削減意識の高いイベントになっていったら嬉しいと思いました。
長くなりましたが
今年も、細かな分別のご協力を本当に本当にありがとうございました。
今年の紙カップが来年のウチナー祭で、ペーパータオルになって戻ってくるのが楽しみです。
来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
【鶴見ウチナー祭にて回収された資源たち】

・プラスチック
23年:0
24年:690kg
25年:(綺麗なプラスチックしか受け入れてもらえず)90kg
・ペットボトル
23年:110kg
24年:90kg
25年:70kg
・雑紙
23年:170kg
24年:130kg
25年:200kg(汚れた段ボール含む)
・アルミ缶
23年:160kg
24年:121kg
25年:150kg
・鉄缶
25年:20kg
・段ボール
23年:130kg
24年:200kg
25年:450kg
※紙コップ段ボール3箱(約2500個ほど)は、リサイクルへ。来年はペーパータオルになって帰ってきます。(予定)







